きままにくろねこ

文学・芸術・グルメを愛する20代女子ののんびりライフ

オタク歴12年にして初めて二次創作したいジャンルを見つけた

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正直なところ、このブログで「アニメ・ゲーム好き」の話題を出すことはあれど、自身が大変腐った女であることは伏せておくつもりだった。
元来ものごとへの興味の持ちかたや知識の得かたが「オタクっぽい」という自覚があるので、わざわざオタクは隠さなくてもバレるだろうなとは思っていたのでそれはいい。しかし、腐女子であることはやはり言うつもりがなかった。

 

言わなかったのには理由がある。ただなんとなく言いたくないなと考えていたのもあるが、自覚として自分自身が「腐女子」というほど「腐女子」ではないと思っていたからだ。

 

そんな限界人間がタイトル通り、オタク歴約12年にして初めて二次創作したいほどのジャンルを見つけて、腐女子を再認識し、二次創作を始めた話をしようと思う。

 

自身の腐女子としての目覚めと、腐女子というほどでもないと感じた経緯については語るに必須だろう。下記に綴る。

 

オタクになった直後に、書店で「ボーイズラブ」としっかり区分されている漫画を何冊か買ったことがある。「ボーイズラブって何?」という単純な興味・好奇心だったが、間違いなくそれが腐女子の目覚め──BLとの出会いだ。当時は現在みたいに男性向けっぽいハードなプレイが少なく、「朝チュン」やエロは数ページだけというのが主流だったと思う。

 

まあでも、私はそこまでエロっぽいBLにハマることはなかったのだ。それよりも寧ろ、ブロマンスや、健全な意でのホモソーシャル──師弟関係や家族愛のような関係にある男二人というものが好きだった。
文学作品で例を挙げるならホームズとワトソン(シャーロックホームズの冒険)、ジキルとアターソン(ジキル博士とハイド氏)のような。アニメ・漫画で挙げるなら、黒執事の坊っちゃんとセバスチャン、魔界王子のウイリアムとダンタリオンのような……、そんな感じのが凄く好きだった。最近だとプロメアのリオとガロが凄く燃えた。

 

エロはいらない。恋愛もしなくていい。とにかくブロマンスが好きだった。
そんな感じなので、アニメ・ゲームに約10年間触れていた筈なのに、ハマったカップリングというものが皆無に等しい。公式内での〇〇と××の関係性を好きになることはあれど、「推し」としての発現は「〇〇単一推し・CPは見出さないが公式内〇×最推し」的な。


高校生のときにリリースされた某刀のジャンルでは偶然ひとつだけ、「〇〇×◇◇推し」と公言していた好きな組み合わせがあったけれど、その後日本刀そのものへ興味が移ってしまったので実はあまり詳しくない。

 

以上のような理由で、私はどちらかといえば腐女子的な位置にいることを自覚しつつも、明確に腐女子と言えるほどカップリングやボーイズラブにハマらなかった。ハマらないので公式で満足して、二次創作は作るどころか見ることすらほぼほぼ無かった。当然妄想もしない。

 

さすがに10年やってこれならば、この先もハマるカップリングはないだろう。ちょうど2018年ぐらいにミュージカルオタクに転向したのをきっかけに、完全に腐女子の自覚を持つのは止めようかなと考えていた矢先だった。

 

推しカップリングを見つけてしまったのは。
2020年、社会情勢の変化のなかでミュージカル鑑賞予定がすべておじゃんになり、暇を持て余していた頃だ。暇だったので、何か鑑賞できるものがちょうど欲しいと思っていた。

 

それで、友だちに勧められたゲームをインストールしてみたら、推しカップリングを見つけてしまった。

 

自分でもわからない。でも何故か凄く好きなんだ。好きになってしまった。確かに、右と左とに置いてかけ算されるこの2人両方には、私のすごく好きな要素がどちらにもいっぱい詰まっている。

 

彼らがいるのは結構長く続いている人気ジャンルだが、最近追加されたキャラクターだった。公式ストーリー内での追加情報がめちゃくちゃ多く、「〇〇話の2人、かわいい……!」とニコニコしているうちに関係性がどんどん更新されていくので少々戸惑った。出会い方も可愛ければ親密度が上がる度に可愛かった。何をしても好みだったので、多分本当に好きなんだと思う。一挙手一投足、発言、コンセプト、何もかもが好みだったため悶えた回数は計り知れない。

 

それで、人生で初めて「〇〇な2人が見たい」という種々の妄想に突き動かされた私は、壁打ち用のアカウントを作ってしまった。本当はストーリーでグッときたところと、ぽつぽつ浮かぶ妄想をメモするだけのアカウントにする予定だった。

 

しかし、孤独な私をありがたいことに、検索から見つけて、さらにフォローしてくれた人がいた。それで、その人と相互になって、それから瞬く間に「同志」が増えた。

 

私はもともと一次創作で絵を描いている人間なので、絵ならちょっとだけ描ける。ただ絵に妄想を乗せることはド下手なのでキャラクター単体1枚絵しか描かない──私のスタイルがそれなので。それでも見てくれる人がいて、且つフォロワーの絵がたくさん見られて毎日充実していた。それこそ社会情勢の変化による種々の喪失が気にならないほどには熱中していた。

 

上記までおよそ2ヶ月間。

 

それから、pixivで二次小説を読む、という知見を得た私はいくつか推しカプの小説を読んだ。幸せだった。こんなに幸せでいいのだろうか、私は幸せだ。なんてよく分からないことになっていたと思う。幸せなんだよな……。

 

それで、ふと思ったのだ。
「私も自分の考えた最強の推しカプを作品にしたい」、と。

 

絵はそれなりに描けるのでマンガ作品を練習しながら描いてみるのがいいかなって思った。でも、私は小説を書くという方法を取った。これにはいくつか理由があるけれど、それはいつか機会があったらメモがてらにお話したいと思う。

 

突然小説を書き始めたオタク・私、の初めての小説。1人くらい読んでくれたらいいな~って思いながらツイッターに新書ページメーカーで3,000字くらいの短文を投稿した。


そうしたら、絵で繋がってくれたはずの友だちが読んでくれて、「良い!」と褒めてくれた。めっちゃ嬉しかった。絵で繋がってくれたのに小説まで読んでくれるなんて天使かよ……と思いつつ、私はイラストで単体1枚絵を描きながら、小説でストーリーとしての推しカプを書くスタイルに転向した。

 

初めは3,000字、多くて5,000字書くのでおなかいっぱいだったのだけれど、いつの間にか6,000字、10,000字と長く、より効果的な文章を書けるようになっていった。

 

それでこの間、80,000字くらいの長編小説を書いてみた。楽しかったし、けっこう褒めてもらえて嬉しかった。ツイッター歴8年目にして初めてアンチコメ、というか毒マシュマロを貰うなどもしたが、褒めてもらった数と文章量のほうが圧倒的に多かったので気にしないことにして、これからもゆるゆる小説書きたいなって思っている。

 

私の腐ったオタクとしての起死回生(?)はまだ終わらない。
今度、人生ではじめての同人イベントにサークル参加することにした。
フォロワーが背中を押してくれたので、初めて同人誌を作るのだ。


今はそれをとても楽しみにして、仕事の傍ら小説を書き進めている。そもそも私の職業自体がフリーライターなので、もうそれは毎日えらい大変な文字数を生み出している……気がする。

 

ざっと話すとこんな感じの2020年だった。

 


定期的に色々な人の元に毒マシュマロが届いたり、ジャンル内の闘争やカプ内解釈不一致などがあったりして、なかなか安全地帯とは言えないところではある。

 

でも、よく作業通話をしてくれるフォロワーたちは優しいし、あたたかいコメントをもらえたり、ほかの人と推しの妄想幻覚を語り合ったりするのは割と初めての体験で、凄く楽しんでいる。

 

オタクの「一生」「絶対」は信用ならないとも言うけれど、今のジャンル今のカプを長く好きでいたいなって思っている。

 

オタクの戯れ言だけれどここまで読んでくれてありがとう。

 

身バレ怖いのでいくつかフェイクを入れて話していますが、おおよそ実話です。
別にカプ内大手の人間というわけではないのでバレることもないと思いますが、「もしかして〇〇×△△の~~さんじゃね?」と気がついても内緒にしておいてください!後生ですから!