今日は絵の話。
まえおき
私は習い事を二つしています。
ひとつは英会話。
ちいちゃい頃から、教室を転々としながらも、ずっと英語を習っている。
今居る教室はオーストラリアから来た先生の個人経営教室。受けたい大学の面接が半分英語面接だったので、その対策として高校三年生の頃から通い始めた。会話重視のこの教室はとても楽しい。
そして、社会人になって通い始めたのが、今回のタイトルの通り絵画教室。社会人向けの日本画コース所属。
日本画教室での学び方はこんな感じ
最初のうちはレベルに合わせた課題を進めていく。
何年か通う頃には自分の描きたい画風を、岩絵の具や箔なども使い、大きな作品を描いたりもする。
具体的に、私の場合
入って4ヶ月ほど経つが、その間の課題状況は大まかに、
最初 鉛筆の使い方の練習…下描きが用意された絵に、お手本を見ながら影や質感を描き加えていく。
その後 顔彩に慣れる…小さめの作品を模写し、参考としながら色をつける。カラーとモノクロをそれぞれ練習。
季節の課題 …うちわを作ったり、季節の花を描いたり、といった突然発生する課題イベントもある。
そんなかんじで、徐々に本格的に。
課題も、陰影をあまり付けない塗り方や、ボールペン画など本当に様々。
六月から通い始め、上記の基礎練習的なものもすっかり終わり、その後B4サイズほどの麻紙ボードにネコの絵を描いた。制作時間は大体8時間。
猫の絵…日本画教室なので、日本画の塗り方をするつもりで出された課題のはず。
しかし、勢い余ってわたくし、鉛筆で毛並みや模様を描きこんでデッサンのようにしてまったため、「なるほど…鉛筆の質感を活用して薄く沢山塗り重ねましょうか。その方が綺麗に仕上がりそうです(要約)」との指示!
マニュアル通りではなく、生徒の特徴に合わせて指導の仕方を変えてくださる素敵な教室だと知り益々好きになる。
それと同時に次の課題は手癖で押し切るのやめよ…と心に誓ったつきしろでありました。
そして入塾から4ヶ月後、季節の課題として出されたのがガーベラの花。
植木鉢のガーベラを、画面上でバランスを取りながら紙に落とし込み、顔彩で塗るというもの。
完成品はこちらです!
葉っぱの形めっちゃお気に入りです。
使用した画材は顔彩。私は24色セットしか持っていないので、その中でどのようにしてお花の愛らしい色を作るか少し悩みました。
そして葉っぱを塗るのがとても楽しかったです。
署名の「な」の色は、絵の中で使用した内の1色を抜き取ったものにするといい感じ、との先生の豆知識。ですので今回はお花のピンク色で「な」の文字を書きました。
支持体(紙)はですね、1枚1枚職人さんが手作りしているという不思議な紙。見たのも触ったのも知ったのすら初めての未知の紙。しかし描き心地はバツグン。
木を薄く薄くスライスして紙のフォルムにしたものらしいですよ。
先生は詳しく買ったお店などを教えてくれませんでしたが、あまりにも絵の具乗りが好みだったのでネットの荒波を泳ぎまくって勝手に通販して買いました。
あ〜〜楽しいぞ。
生徒さん同士の交流もたのしい
そうそう、日本画教室で仲良くなったおばあさまがいつも自家畑で育てたお野菜を分けてくださいます。
シソやトマト、バジルなども過去に頂きまして、今回はゴーヤとピーマン。
ゴーヤおっきいな〜〜!!!??
ビックリ。
ゴーヤ大好きと話したらもう一本おまけしてくれました。優しい!
ゴーヤは、パン粉にカレー粉を混ぜて揚げるとでら美味いとの知恵を頂いたので今度実践してみようと思います。
こんな感じで生徒さん同士ともゆる~~く交流があり、とても元気になる。
絵の話をしたり、趣味の話や仕事の話、農作の話も聞いたりします。自分の知らない世界の扉が開けるようで最高です。
この間はなつぞら(今期の朝ドラ)で天陽くんのモデルとなった画家、神田日勝の話を聞きながら絵を描いたりもしたのです。
次の課題も制作中
次は絵を見ながら描くというもの。前回と違うのはサイズが格段に大きくなったこと!
こちらの参考作品の画家さんの名前を教えていただいたのですが、うっかり失念してしまいました。また今度聞いてきます。
こちらは製作中の写真です。
下塗りの段階。
順番に塗りこみ塗りこみ…。
ここまで進みました!
日本画といえば、あまり筆の跡を残さないマットな塗り方のイメージがあります。
普段描いているイラストでは筆のあとやムラもあまり気にせず塗っているので、筆の扱い方に戸惑いつつ楽しんでいます。
おわりに
こんな感じで習い事の話や進捗もちょくちょく載せていく予定なのでよろしくお願いします。ふ~~ん、楽しそうじゃん?と思っていただけたらうれしいなぁ。
最後に。社会人の習い事は良いぞ!!!!
あと、11月に大阪で開催されます「メルメリィマーケット」の参加が決まりました!Twitterの創作仲間で素敵な絵を描かれるフォロワーさんと合同スペースでございます。
ぜひよろしくね!
それでは!